不登校と一言でいうけれど

学校に行けなくても

 三月は別れの季節です。最上級生が学校を巣立っていくときです。
 今年も全国でたくさんの児童・生徒が学校から巣立っていきました。それぞれにさまざまな思い出を持ち、新たな道を歩み始めました。

ある中学校の生徒の卒業文集の一部を紹介します。

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 二年生の時の体育祭は私にとって忘れられない思い出です。お父さんがお弁当を持って応援に来てくれました。とてもうれしかったです。私のお父さんは、その年の秋に病気で亡くなりました。ショックでした。

 三年生になって、なかなか学校へ行けなかったけれども卒業式を楽しみにしています。先生にはお世話になりました。学校を卒業してもいい思い出になれるようしていきます。これからもがんばります。

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 彼は中学校の出席日数はあまり多くありませんでしたが、卒業式の日、みんなと一緒に元気に巣立っていったのです。
 
 中学校三年間の中でたくさんのことに迷い、悩み、苦しみ、学び、自分の進む道を見つけ、巣立ちの日を迎えたのです。

 すべての子どもたちが、自分を見つめ、自分探しをしながら、学校生活を送っているのです。


2019年08月06日